刺身で食べられる「イトヨリ」があったので買ってきました。
スーパーで一匹900円くらいだったでしょうか。
せっかくなのでイトヨリの刺身の味や、捌き方を紹介したいと思います。
イトヨリは皮つきで食べるのが美味いんですよ。
イトヨリの刺身は皮つきが美味い!?
イトヨリは「イトヨリダイ」なんて呼ばれ方もします。
名前の通り”鯛”に近い種類の魚だと思ってもらってかまいません。白身のお魚です。
そして何といっても特徴なのが表面の模様。
見た目の美しさもさることながら、料理店では高級魚として扱われているほどの魚なんですよ。
淡泊でクセのない味わいなので、フレンチやイタリアンなど幅広く使われています。
イトヨリの刺身は皮つきで食べてほしい
そんなイトヨリですが、刺身で食べるときは皮つきで食べることをおすすめします。
身そのものの味は非常にたんぱくで、正直個人的には普通の鯛に劣ってると思うんですよ。
しかし、皮つきとなると話は変わってきます。
どんな魚も皮と身の間にうまみがあるもの。中でもイトヨリはそのうまみが強いことで知られているんです。
皮を引いてしまうとイトヨリの良さが半減してしまいます。
湯引き(霜皮造り)もおすすめ
また、イトヨリは湯引き(霜皮造り)も人気です。
ちなみに今回は寿司で食べたかったので握り用にカットしましたが、半身はそのまま、もう半身を湯引きにしました。
湯引きすると風味が増して食感も少し変わります。
作り方手順は下記の通り。ぜひやってみてください。
- サク取りした刺身の皮面にキッチンペーパーをかぶせる
- 上から熱湯をかける
- 氷水で火の入りを止める
- 湯引き完了
イトヨリの捌き方
捌き方も簡単に紹介しておきます。
イトヨリは割と簡単に捌ける部類ですが、ちょっと身が崩れやすいので気を付けましょう。
1、鱗を取る
まずは鱗取りを使って取り除きましょう。
普通の鯛よりは飛び散らずに取れると思います。
2、頭を落として内臓を取り除く
鱗が除去できたら、頭を落として内臓を取り除きましょう。
3、イトヨリの三枚おろし
あとは三枚おろしするだけ。
先ほどいった通りちょっと身が崩れやすいので慎重に包丁を入れましょう。
4、腹骨をすいて中骨をピンセットで取り除く
三枚におろせたらとりあえず腹骨をすきましょう。
中骨はピンセットで簡単に取り除けます。
あとは好きなように切り分けてくださいね。
イトヨリを握りでいただく
今回は全部握りにしちゃいました。
ふわりととろけるような食感。やっぱり皮つきが良いですね。
イトヨリや焼くのも美味しいみたいですが、新鮮であればぜひお刺身で食べてみてください。