家で小魚を捌くときは小出刃包丁がおすすめ。
文字通り小型の出刃包丁のことですが、包丁の中でも出刃包丁はサイズの種類が多く、初心者は選ぶのに迷っちゃうんですよね…。
ここではそんな小出刃を中心に紹介していきます。
小魚を捌くなら「小出刃」がおすすめ
小さい出刃包丁は「小出刃」という呼び方をします。
小魚を捌くときに重宝される出刃包丁です。
例えばこんな魚を捌くときにすごく便利。
- アジ
- サンマ
- イワシ etc
いわゆる家庭でよく食べるような魚ですね。
こういった小さな魚は小出刃との相性が良いです。
三枚おろしに限らず、下処理するときにも使えます。
まな板に乗り切るサイズの魚は小出刃でも十分捌ける?
さらにいうと、実はまな板に乗り切るようなサイズの魚なら、小出刃でも十分に捌けなくはありません。
むしろ、初心者や女性の方は小出刃の方が扱いやすいくらいだと思います。
中には「持っているの小出刃1本だけ」なんて人もいるんですよ。
変わり種の魚にも幅広く対応
あとは「うなぎ」のような長細い魚も小出刃が使いやすかったりします。
うなぎは専用のうなぎ包丁がありますが、さすがに家庭で使う機会は少ないですからね…。
小出刃を一本持っておくだけで、こうした変わり種の魚にも対応することができます。
魚を捌く上ではなかなかの万能包丁です。
どうやって選ぶ?小出刃のサイズについて
実は紛らわしいことに、小出刃1つをとってもいくつかサイズがあるんですよ。
代表的なのが下記の3種類です。
- 90mm
- 105mm
- 120mm
このあたりのサイズが、いわゆる小出刃と呼ばれる出刃包丁となります。
小出刃はどのサイズを選ぶべきか
「すでに出刃包丁を持っているのか。それとも小出刃1本だけ欲しいのか。」
これによって選ぶべき小出刃のサイズが変わってきます。
単純に、アジや小鯛などの小さな魚を捌くのが目的であれば、90mmや105mmくらいのなるべく小さなサイズを選ぶのがおすすめです。
すでに大きめの出刃包丁を持っている方も、このあたりのサイズが良いでしょう。はっきりと用途を分けた方が良いです。
お金に余裕があるのであれば、当然2本揃えるのがベストではありますね。
一方、小出刃1本で凌ぎたいのであれば120mmを選ぶことをおすすめします。価格も安いですしね。
僕は150mmの出刃包丁をメインで使っているんですが、120mmであればその差は30mmです。
これまで大きい魚も捌いてきましたが、正直家庭用なら120mmでも十分な気もしています。
ただし小出刃1本だと、三枚おろしはできても、頭を割ったりするときは苦労するかもしれません。
初心者におすすめの出刃包丁のサイズは150mm
ちなみに、別の記事でおすすめの出刃包丁を詳しくまとめています。
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ここでは、先ほどの150mmの出刃包丁を紹介してるんですが、実際のところ僕はこれでアジやサンマなんかも捌いてきました。
魚を捌くときって、ほとんど包丁の先しか使わないので、150mmの出刃包丁でも小さい魚を捌けないことはないんですよね。
あくまで問題は捌きやすさにあります。
サンマとイワシは脂が乗っていて身が崩れやすいので、長い出刃包丁だと初心者はちょっと苦労すると思います。
先を見据えて小出刃と出刃包丁を揃えよう
出刃包丁や小出刃を選ぶときは、これから自分が捌くであろう、または捌きたい魚を見据えてから選ぶことが大切です。
魚が大きくなればなるほど、小出刃では捌くのが難しくなってきますからね。
やはりどちらがより万能かと聞かれると、150mmの出刃包丁をおすすめする人が多いと思います。
どうしても小出刃は小魚専用というイメージが強いですからね…。
実際僕も素人のとき包丁屋さんに勧められたのが150mmでした。
何度も言いますが、出刃包丁を持っている人は小さい小出刃。基本小魚しか捌く予定のない人は大きめの小出刃を選ぶのがおすすめです。
選ぶ際は参考にしてみてください。