スーパーで2.3kgの「クロソイ」を買ってきました!
ソイの中ではなかなか多いイサイズらしいですよ。
とりあえず捌いて刺身でいただきたいと思うんですが…。
今回は美味しい食べ方6選ということなので、刺身だけでなく内臓や皮までしっかり調理していきたいと思います。
捌き方と食べ方を紹介するので、クロソイが手に入った方はぜひ参考にしてみてください!
クロソイの捌き方
こちらが今回お刺身でいただくクロソイ。
大きいというか、腹がパンパンに詰まってるって感じです(笑)
クロソイの捌き方は通常の3枚おろしでOK。
背びれに鯛のように鋭くて硬いトゲがるので、そこだけ注意していただけたらと思います。
それでは順を追って捌いていきましょう。
1、鱗を落とし、頭を切り落とす
まずは、鱗を落としましょう。
今回は皮付きで食べる刺身料理も作りたいので、なるべく綺麗に落としていきます。
仮に皮引きをするとしても、茹でて食べると美味しいので捨てずにとっておくことをおすすめします。
鱗が綺麗に剥がれたら、カマ下で頭を落とします。
クロソイのサイズにもよりますが、今回の2.3kgクラスとなると、三徳包丁で頭を落とすのはちょっと苦労するかもしれませんね…。
上手に骨の関節をとらえることができれば三徳包丁でも切り落とせなくはありませんが、やはり出刃包丁を使うのが安全でしょう。
2、内臓を取り出す
クロソイの頭を落とせたら、続いて内臓を取り出していきます。
内臓にも可食部があるので、なるべく傷つけないように取り出したいところ。
- 卵or白子
- 肝
- 胃袋
メスは卵、オスは白子が入ってます。
今回は卵でした。
ちょっと破れちゃってますがちゃんと食べられますので…。
軽く掃除をしてこのまま調理したいと思います。
そして、個人的にたまらないのが何といっても「肝」です。
絶対捨てないでくださいね。
取り出したら軽く氷水に入れて、軽く掃除しておきましょう。
あとは胃袋も綺麗に洗えば食べられるんですが、今回は中身がパンパンに詰まってて掃除が大変そうだったのでそのまま捨てることにしました…。
3、クロソイの三枚おろし
内臓を取り出し腹の内部を綺麗に洗ったら、いよいよ三枚おろしです。
クロソイの身質はモチモチしていてちょっと捌きづらい…。
慎重にいきましょう。
はい、クロソイの三枚おろし。
白くて綺麗な身をしてますね。
4、柵取り
最後に血合いの骨を避けつつ柵取りしたら完了です。
サイズが小さい場合はピンセットで抜き取るのも良いかもしれません。
あとは調理法に応じて皮を引いておきましょう。
クロソイの寄生虫について
ちなみに、クロソイには黒いゴマ粒のような寄生虫が見られる事があります。
調べたところによると人体には影響はないそうで、一応食べても問題はないとのこと。
とはいえあまり良い気はしませんよね…。
身の中にめり込んでいるので除去するのが大変ですが、僕の場合は一つ一つ丁寧に取り除いていただくことにしました。
刺身を切り分けた後に取り除くのが楽ですよ。
あとはアニサキスなんかにも注意しておきましょう。
クロソイを刺身でいただく!美味しい食べ方6選
それではいよいよクロソイ実食のお時間です。
刺身を中心に、クロソイの美味しい食べ方を6つ紹介していきます。
1、クロソイの刺身
1品目はシンプルにクロソイのお刺身。
余った切り落としみたいなところばかりですが、全体的に脂があるような身質をしていて美味しいです。
甘みと旨みが感じられる白身でした。
2、クロソイの握り
2品目はクロソイの握り。これが今回のメインです。
皮を引いた通常の握りと、皮付の炙りの2種類を用意しました。
これはどっちも美味いです…。
個人的には家で魚を捌いてから握るまでが醍醐味だと思ってます。
ここまでやるとお得感も増しますよね。
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3、クロソイのしゃぶしゃぶ
3品目はクロソイのしゃぶしゃぶ。
皮下の脂が美味いので、しゃぶしゃぶは基本皮付きでやるようにしてます。
冷たいものを食べてると温かいものも食べたくなってくるんですよね。
そんなときにしゃぶしゃぶはちょうど良い。
もみじおろしポン酢がおすすめ。
ちなみに僕は卓上コンロを使ってます。これプチしゃぶしゃぶにはもってこいなんですよね。
4、クロソイの卵・肝・皮
4品目はクロソイの卵・肝・皮セット。
捌いたときに取り出しておいた内臓の可食部たちですね。
沸騰したお湯に塩を振って茹でました。
茹でたらすぐに氷水に入れて、冷たくいただきましょう。
やっぱり僕は肝がたまらなく好きです。これを捨てるのはもったいない。
5、クロソイの焼き霜造り
5品目はクロソイの焼き霜造り。
皮目をバリッとバーナーで炙って、すかさず氷水に投入。
鯛みたいな皮をしてる魚は、基本的に湯引きや炙りが合うんですよ。
炙るといっそう脂がヤバイことになります。
6、クロソイのあら汁
6品目はクロソイのあら汁。
頭や中骨など、クロソイを捌いたときに出たアラをぶち込みました。
2kgを超えるサイズともなるとアラも大量で、めちゃくちゃ良い出汁が出ます。
握りを食べながらのあら汁は定番ですね。
以上、クロソイの美味しい食べ方でした。
今回のクロソイは2kgで2500円くらいだったんですが、値段以上に楽しむことができました。
ぜひお試しください!