サンマの季節がやってきました。
秋になると「刺身用のサンマ」がスーパーにも並ぶようになるんですよね。
(といっても基本的には刺身で食べられないサンマがほとんどです。店員さんに聞いてみましょう)
出刃包丁を持ってなくて躊躇する人もいるかと思いますが、サンマはペティナイフで簡単に捌けるタイプの魚です。
むしろ大きな出刃包丁より捌きやすいんですよ?
家庭に出刃包丁がなくても、お刺身でいただくことができるのでぜひチャレンジしてみてください。
サンマはペティナイフが捌きやすい
脂の乗ったサンマは、大きくて厚みのある出刃包丁を使うと身が崩れてしまいます。
慣れた人なら問題ありませんが、家庭でサンマを捌くときはペティナイフがおすすめですね。
そこそこ切れ味の良い薄いペティナイフがおすすめ
といっても、ペティナイフなら何でも良いってわけではありません。
流石にある程度の切れ味は必要です。
例えば、刃先が丸まっているようなペティナイフだとなかなか捌きづらいですね…。
魚を捌くときは包丁の刃先を使うことが多いんですよ。ここはこだわりたい。
あとは刃の薄さですね。
サンマみたいな小さい魚を捌くときは、なるべく薄い刃の包丁を使った方が楽なんですよ。
ちなみに僕は雅のペティナイフを使ってます。
家でサンマのお造りと握りを作っていただく
サンマは「庶民の魚」なんてイメージがあるくらいで、実際値段もかなり安いですよね。
でもいざ食べてみると、甘みの強い脂が乗っていて、焼きだけでなく刺身でも美味しく食べられる魚なんです。
他の魚にも全然見劣りしません。
個人的にサンマは、家で捌いて食べるにはこれ以上ないくらいコスパの良い魚だと思ってます。
家庭料理は「安くて美味い」が最重要課題ですからね…。毎シーズン楽しみにさせてもらってます。
ちなみにうちの定番は「サンマのお造り」と「サンマの握り」です。これに限ります!
サンマのお造り
サンマのお造り。
ちょっと綺麗に盛り付けてみました。これ店で頼んだらいくらくらいするんでしょうね?
ちなみに市場の特売だと、1匹100円で刺身用のサンマが手に入りますからね。ほんと恐ろしい…。
お造り用のサンマは頭を落とさずに捌く必要がありますが、これも慣れてくれば簡単にできるようになりますよ。
SNS用の写真撮りたい人は挑戦してみてください。
もちろんペティナイフ一本でここまでやってます(笑)
サンマの握り4種盛り
そして、サンマの握り4種盛り。
左から順に、
- ネギしょうが
- サンマの肝醤油
- 炙り
- なめろう
といった感じです。
サンマはいろいろな食べ方が楽しめます。
個人的には炙りを塩でいただくのが一番好きですね。脂の乗った時期の炙りなんかほんとたまりませんよ。
あと面白いのが肝醤油。
サンマの肝を軽く湯引いてすり潰し、醤油と和えたら肝醤油の完成。
これこそサンマならではの楽しみ方です。焼きサンマの肝の苦味が好きって人は気に入るはず。
この通り、自分で捌けば、店でもなかなか味わえないサンマの食べ方ができるんです。
これも家で捌くからこその楽しみじゃないでしょうか。