世界最高峰のナイフ職人「ボブ・クレーマー」。世界一切れる包丁として有名ですね。
実は日本でもボブ・クレーマーモデルの包丁が販売されているんです。
いろんなメディアで何度も取り上げられている包丁なので、聞いたことがある人も多いでしょう。
ここではそんなボブ・クレーマーの包丁の特徴を見ていきたいと思います。
いくつか種類もあるので詳しく見ていきましょう!
世界一切れる包丁「ボブ・クレーマー」の特徴
早速ですが、ボブ・クレーマーの包丁の特徴を見ていきましょう。
世界一切れる包丁として、多くのメディアで紹介されるに至った経緯ですね。
世界最高法のナイフ職人「ボブ・クレーマー」
ボブ・クレーマーは、世界最高峰と称されるナイフ職人です。
もともとはシェフだったんですが、その経験をもとに包丁までも手掛けるようになったという背景があります。
しかし、そんなボブ・クレーマーの作ったオーダー包丁は、プレミア中のプレミア品。
当然素人が手にできる代物ではありませんでした。
そのプレミア包丁を日本のナイフ職人たちが再現したのが、現在ツヴィリングJ.A.ヘンケルスから販売されている「ボブ・クレーマー ユーロ ステンレス」です。
ちなみにツヴィリングJ.A.ヘンケルスは、2004年以降から日本一の包丁産地である岐阜県関市に工場を置いてからというもの、日本でも随一の包丁メーカーとして知られるようになりましたね。
そんな日本の包丁技術によって、ボブ・クレーマーの包丁は再現されました。
手入れがしやすく、切れ味の良い包丁
ボブ・クレーマーの包丁が目指すのは、手入れがしやすく、かつ切れ味の良い包丁です。
高価で切れ味の良い包丁は、えてして手入れが難しいのが難点なんですよね…。
ボブ・クレーマーの包丁は、そんなところまでこだわって作られているんです。
毎日包丁の手入れをするシェフならではの視点。
包丁を扱う以上、たとえ家庭でも包丁研ぎは避けて通れませんからね。
包丁を選ぶときは誰しも「切れ味」に注目しがちですが、長く包丁を使う上ではこうしたポイントがより重要となってきます。
ツヴィリングJ.A.ヘンケルスのボブ・クレーマーは2種類ある
ちなみに、ツヴィリングJ.A.ヘンケルスから販売されているボブ・クレーマーの包丁には2つのブランドがあります。
- ボブ・クレーマー ユーロ ステンレス
- ボブ・クレーマー メイジ
1、ボブ・クレーマー ユーロ ステンレス
よくメディアで紹介されているのがこれです。
ちなみに写真は三徳包丁ですが、ボブ・クレーマーの包丁は形状が特徴的ですよね。
通常の三徳包丁よりも刃先が長めに作られていて、細かい作業もしやすい形状となっています。
ちょっと牛刀に寄せたような感じといっても良いでしょう。(もちろん牛刀は牛刀で販売されています)
2、ボブ・クレーマー メイジ
こちらの包丁は、ボブ・クレーマーが日本の鉄道から着想を得て作った「DENTETSU」と呼ばれるデザインをもとに作られたものです。
これもツヴィリングJ.A.ヘンケルスの職人さんたちの手で再現されたものなんですが、100以上の工程を経て作られた包丁だそうですよ。
ボブ・クレーマーの包丁を再現するにあたってのこだわりがすごいですよね。
ちなみにこの包丁は海外でも「Santoku」という名前で普及しているそうです。
あくまでボブ・クレーマーの包丁を再現した商品です
最後になりますが、現在ツヴィリングJ.A.ヘンケルスで販売されている「ボブ・クレーマーの包丁」は、あくまでも日本のナイフ職人さんが再現した包丁です。
当たり前ですが、ボブ・クレーマー本人が作ってるわけではないってことですね。
しかし、日本のナイフ職人の技術は世界にも誇れるものですし、包丁の刃付けはボブ・クレーマーのそれをしっかりと再現されています。
その切れ味は、プロの料理人に愛用されるほどのクオリティを誇ります。
料理好きとしては一度は使ってみたい包丁ですね。