ここでは子供用包丁を選ぶ際の注意点と、おすすめ商品を紹介します。
最近は、子供が料理の手伝いをしたがったり、学校で調理実習をするときに恥ずかしくないようにと、家で包丁の扱いを練習させるご家庭も増えてきました。
中には子供へのプレゼントとして包丁を贈るケースもありますよね。
ただし、包丁が危険なことは言うまでもありませんよね。
お子様と一緒に料理をしようと思っている方は要チェックです。
子供用包丁はどうやって選ぶのがおすすめ?
まずは子供用包丁を購入する前に知っておきたい注意点から紹介。
一般的なご家庭がどのくらいの年齢から子供に包丁を持たせているのかとか気になりますよね。
子供が何歳になったら包丁を持たせる?3歳が目安です
市販の子供用包丁で言うと、大抵のメーカーは3歳の子供を目安に商品を提供しています。
ちなみに早いご家庭だと2歳くらいから包丁を持たせることもあるみたい。
もちろん子供の成長具合によって差は出てきますが、3歳を一つの目安としてもらえたらと思います。
お子様が料理に興味を持っているのであれば、ぜひ子供用の包丁をプレゼントしてあげてみてはいかがでしょうか。
また、保育園・幼稚園や小学校に入ると、子供が自分達で料理をする機会が出てきますからね。
その前にある程度包丁の扱いを教えておくことで、子供はずいぶん助かると思います。
子供用包丁の材質はプラスチックやセラミックが主流
ちなみに上記の話は子供用包丁の話です。
一般的なステンレス包丁を子供に持たせるのであれば、5歳以降がおすすめですね。
年齢に応じて、子供用包丁から通常の包丁にステップアップしていく形が良いでしょう。
ちなみに、子供用包丁の材質は「プラスチック」や「セラミック」が主流となっています。
軽くて切っ先の丸くなっている包丁ですね。
ただ、包丁は軽ければ良いと言うわけでなく、ある程度重みがある方が扱いやすいと言う特徴もあります。
そう考えると、ある程度しっかりしているお子様には、子供向けのステンレス包丁を選んであげる方が良かったりもするんですよね…。
素材もお子様の年齢や成長具合と相談して選んでみてください。
おすすめ子供用包丁まとめ
それではおすすめの子供用包丁をみていきましょう。
子供用といっても、本当におもちゃのような商品から本格的な商品まで幅広いです。
判断も難しいと思うので、下記の包丁を参考に選んでいただければと思います。
1、すみっコぐらし プラスチック製の子供用包丁
1つ目は、プラスチック製の子供用包丁です。
人気キャラクターである「すみっコぐらし」のプリント入り。(同タイプにハローキティの商品もあります。)
安全性を1番に考えたプラスチック製で、2~3歳くらいの小さなお子様も安心してお使いいただけますね。
押し切りを想定とした刃の構造になっているので、包丁の扱いや動かし方を教える為の商品だと思ってもらえたらと思います。
もちろんおもちゃではないので普通に食材も切れますし、子供が使用する際は目を離さないように注意しましょう。
2、ヘンケルス 子供用ステンレス包丁
子供用包丁のなかでも本格的なタイプです。
刃渡りは13cm。
通常のステンレス包丁がおよそ165cm前後なのでそれと比べると非常に小さいですね。
ハンドルもグリップ性の高い素材が使われているため、子供でも持ちやすいと思います。
刃先は丸くなっていますが、切れ味は一般的なステンレス包丁そのものです。
ある程度しっかりしてきた子供向けの包丁となります。
子供に包丁を使わせるときに教えたい注意点
最後に、子供に包丁を使わせるときに教えたい注意点を紹介しておきます。
- 包丁を持たない手は猫の手
- 周囲の確認
- ノコギリのような使い方をさせない
まず自分の手を切らないためにも、包丁を持たない手は猫の手にすることを徹底させておきましょう。
最初は食材を押さえずに片手で切ろうとする子供も多いです。
当然、刃物を扱う危険性もしっかり教える必要がありますね。
包丁を手にしたまま不用意に動き回らないことも教えておかなければなりません。
あとは包丁の動かし方ですね。
力がない子供は、包丁をノコギリのように細かく動かして切りがちです。
包丁は「押し切り」か「引き切り」が基本なので、怪我のリスクを減らす意味合いでも、なるべくスパッと一太刀できる感覚を覚えさせることをおすすめします。
包丁の扱いは長く使っていれば勝手に慣れていくものですが、最初は子供が包丁を使う間は目を離さないようにしておきましょうね。