包丁のサイズ選びは購入時に迷うポイントの1つですよね。
ここではそんなサイズ選びのアドバイスができたら良いと思います。
家庭で使う包丁のサイズは何㎝が良いの?
今回は家庭向けの包丁をメインにサイズ選びのポイントを紹介していきます。
ラインナップはこちら。
- 三徳包丁
- 牛刀
- ペティナイフ
- 出刃包丁
- 柳刃包丁
三徳包丁、牛刀、ペティナイフは言うまでもなく日本の調理シーンを代表する包丁ですね。
出刃包丁と柳刃包丁も実は一般家庭に浸透しつつあります。
釣り好きの人に限らず、魚を自分で捌いて食べれば安く贅沢ができますからね。家飲み、お刺身好きにはたまらないんですよこれが。
魚を捌くのは意外と簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
そんなわけで5種類の包丁のサイズを順番に見ていきましょう。
三徳包丁と牛刀のサイズに迷ったら長い方を選ぼう
三徳包丁と牛刀はどちらも万能包丁として広く使われています。
この2つの違いを詳しく知りたい人は、下記の記事にまとめてあるので参考にしてくれたらと思います。
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サイズは2種類ある?包丁は長い方がおすすめ
三徳包丁と牛刀は2サイズ展開で販売されていることが多いです。
例えば有名どころの「グローバル」でいえば、
- 三徳包丁・・・16㎝、18㎝
- 牛刀・・・18㎝、20㎝
といったサイズが並びます。(全長ではなく刃渡りのサイズ)
ほとんどの包丁メーカーがこのようなラインナップで販売していますね。
もちろん実際に持ってみてしっくりくる方を選ぶのが一番なんですが、もし迷うなら断然長いサイズを選ぶことをおすすめします。
大きい食材を切るときは「包丁のサイズがもう少し長かったらな…」なんて思うことが多々あるんですよね。
2㎝の違いはなかなか大きいもの。
包丁は長くて困るということがほぼありませんし、仮にそんなことがあればそれはペティナイフの仕事でしょう。
ですから、三徳包丁なら18㎝、牛刀なら20㎝をおすすめします。
ペティナイフは2つの用途をイメージしてサイズを選ぶ
次はペティナイフです。
ペティナイフのサイズはいろいろあって迷いますよね。
8㎝~15㎝の商品が多いと思いますが、同じペティナイフでもこれだけの幅があるんです。
ですからペティナイフのサイズを選ぶときは、調理用途をしっかりイメージしておくことが大切。
具体的に言うなら、
- 皮むきのために使いたい
- 飾り切りなどの細かい調理に使いたい
といった調理シーンがあると思います。
野菜や果物の皮むきに使いたいなら、できるだけ小さいペティナイフの方が扱いやすいでしょう。それこそ思い切って一番短い8㎝を選ぶのも良いと思います。
しかしこの場合は「皮むき専用包丁」として割り切る必要があることだけは理解しておきましょう。
その他細かい作業にも使いたいならサイズの大きいペティナイフの方がおすすめです。
- 8㎝~10㎝・・・皮むきのためにペティナイフを使いたい
- 10㎝~15㎝・・・細かい作業に幅広く使えるペティナイフが欲しい
家庭向けにおすすめの出刃包丁と柳刃包丁のサイズは?
最後は出刃包丁と柳刃包丁です。
この2つもなかなか難しいと思います。特に最初の1本目は迷いますよね。
この2つはご存知の通り魚を捌くために使う包丁です。
家庭用としては、各1本で色んなサイズの魚を捌けることが理想でしょう。
家庭でも捌くことのある魚は?
ここで実際に、家庭で捌けそうな魚をイメージしてみましょう。
- 小さい魚・・・イワシ、アジ、サンマ etc
- 大きい魚・・・鯛、ハマチ、ブリ etc
ここではメジャーな魚を挙げてみましたが、サイズで考えると、小さいイワシ~大きなブリまで捌けたらOKではないでしょうか。
幅広い種類の魚を捌ける万能サイズは?
この考えのもと包丁のサイズを選ぶとなるとこのサイズがおすめです。
- 出刃包丁・・・150mm
- 柳刃包丁・・・240mm
小さい魚は刃渡りがもう少し短い方が良いと思いますが、幅広く使えるサイズとなると150mmが一番扱いやすいです。
出刃包丁は切っ先を使って捌くことが基本なので、実際のところ小さい魚も問題なく捌けます。
柳刃包丁に関しては、もともと刺身の繊維を傷つけることなく一回で引き切ることを目的としているので、刃渡りが長いに越したことはありません。
よほど台所が狭くない限りは240mmを目安に選んでみることをおすすめします。
自分にピッタリの包丁を選ぶために
同じ種類の包丁を長さ別に使い分ける人はほとんどいないでしょう。だからこそ迷うし重要なポイントになってくると思います。
具体的なサイズで紹介させてもらったので参考になればうれしいです。
今回は「包丁のサイズ」に焦点を絞って紹介しましたが、ほかにも包丁選びに欠かせないポイントは沢山あります。
ぜひ後悔しない1本を選んでもらいたいです。