包丁の上手な保管方法は?錆びないように手入れをしておきましょう

包丁 保管包丁の研ぎ方

あなたは包丁を正しく保管できていますか?

洗いっぱなしで適当に放置しておくのはあまり良くありません。

使っている包丁によっても対応は異なるので、自分が使う包丁の特徴を理解して正しく保管できるようにしておきましょう。

包丁を正しく保管するために

包丁を保管するときに気を付けるべきポイントは「錆び」です。錆びは包丁にとって最大の敵。

刃物ですから安全な場所で保管することは大前提ですが、錆び対策がおろそかになっている人が多いので要注意ですね。

 

そんなわけで、包丁の保管時に最低限気を付けておきたいのが錆び対策です。

ちょっと気を付けておけばそれほど錆びに困らされることはありません。

自分が使っている包丁が錆びやすいのか、それとも錆びにくいのかを理解して、包丁の保管方法に気を遣うことが大切。

鋼包丁は錆びやすく、ステンレス包丁は錆びにくい

包丁には錆びにくい包丁と錆びやすい包丁があります。

大まかな見極めは下記の通りです。

  • 鋼・・・錆びやすい
  • ステンレス・・・錆びにくい

鋼は錆びやすくステンレスは錆びにくいというのが基本。

例外もあるんですが、鋼は和包丁に多く例えば「出刃包丁」や「柳刃包丁」などがあります。一方ステンレスは洋包丁に多く、「三徳包丁」「牛刀」「ペティナイフ」などが挙げられますね。

 

正直ステンレスの包丁は、雑に扱ってもそれほど錆びる心配はありません。洗剤で洗った後に自然乾燥させるだけでも包丁への影響はないでしょう。

保管に注意すべきは和包丁

気を付けるべきは鋼で作られている包丁です。家庭で使うとすればやはり出刃包丁や柳刃包丁ですね。

鋼の包丁は本当にすぐ錆びます。

濡れたまま30分放置するだけでアウト。濡れたまま自然乾燥での保管なんてもってのほかです。

 

鋼の包丁は保管するまでの扱いが肝心。

  1. 柔らかいスポンジと洗剤を使って汚れを落とす
  2. 水できれいに洗い流す
  3. 乾いた布で水気を拭き取る
  4. 自然乾燥できる場所で保管

最低限上記の手順は押さえておきましょう。

出刃包丁は調理中もこまめに水気を取りながら使いますが、保管するときも自然乾燥する前に水滴を一滴残らず拭き取ってください。

 

ステンレスか鋼に限らず、包丁は洗ったら水気を拭き取るクセを付けておくと良いですよ。これだけでずいぶんと錆びる確率を下げることができます。

案外、保管場所よりも普段の扱いが重要だったりするんです。

和包丁の保管にはサラダ油を塗ると良い?

上記で紹介した手順でも錆び対策としては十分ですが、さらにサラダ油を塗っておくと完璧です。

フライパンに油を塗って保管している人もいると思いますが、実は包丁も油を塗って保管すると良いんですよ。

 

出来れば刃物用のお手入れ油が良いんですが、なければ植物性の油でOK。

刃の表面に軽く塗っておくと錆びを防ぐことができます。

包丁を長期間保管するときは新聞紙で包んでおくと良い

さらに、包丁を長期間使わずに保管する場合は、新聞紙で包んでおくのもおすすめです。新聞紙の通気性と、インクの油分が錆防止の役割を果たしてくれます。

1か月以上使わない包丁はこの保管方法を使うと良いですね。錆びやすい和包丁は特に。

 

あとは、なるべく風通しが良く、湿気の少ない環境で保管しておけば完璧でしょう。

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