包丁が錆びる原因は?包丁の錆びを促進させるNG行為とは

包丁 包丁の研ぎ方

あなたは包丁が錆びた経験がありますか?

包丁が錆びる原因はさまざまです。

一度錆びると錆び取りが面倒なので、包丁が錆びる原因を理解しておきましょう。

包丁が錆びる原因

早速ですが包丁が錆びる原因を見ていきましょう。

包丁が錆びるまでの仕組みは下記の通りです。

  1. 包丁の刃に水がつく
  2. 刃の表面に薄い水の膜ができる
  3. 空気中の酸素が水の膜に溶け込む
  4. 溶け込んだ酸素と包丁の刃が化学反応を起こす
  5. 錆び(酸化鉄)が発生する

つまり簡単にいうと「包丁に水分が付着していると錆びやすくなる」という話です。酸素と鉄の化学反応が錆びの原因ですが、水がそれをサポートしているイメージですね。

包丁の錆びは包丁についている「水分」と空気中の「酸素」が原因。刃に付着している水分に酸素が溶け込み、その酸素と鉄が化学反応を起こすことで錆び(酸化鉄)が発生する。

金属は錆びるのが当たり前?

実は金属の多くって錆びた状態で発掘されるんですが、このことからも分かる通り金属はもともと放っておいたら自ら錆びようとする性質があるんです。

もちろん包丁の刃も同じです。商品の良し悪しに関わらず、ちゃんと手入れをしないと錆びるのが当たり前。

 

このことを大前提として知っておくと、包丁の扱いも変わってくるんじゃないでしょうか?

包丁の錆びを促進させるNG行為

さらに、包丁の錆びを促進させるのがあります。それは刃の表面についている汚れです。

包丁が汚れていると、水でできた膜が酸性に変化し錆びを促進させる原因となります。

要するに、包丁を使って洗わずに放置しておくのが一番ヤバイというわけです。

 

包丁は使ったらすぐに洗って水けをむきとるのが鉄則。これさえ守っておけが目立つ錆びがつく心配はありません。

包丁を使った後の丁寧な管理が事前に錆びを防ぐ唯一の手段です。

錆びやすい包丁と錆びにくい包丁について

また包丁の錆び方は、使っている包丁の種類によっても大きくことなります。

鋼の包丁は錆びやすく、ステンレスの包丁は錆びにくい特性があるんです。

  • 鋼の包丁・・・錆びやすい
  • ステンレスの包丁・・・錆びにくい

ステンレスは水がついたまま放っておいてもひどく錆びることは少ないですが、鋼の包丁は数十分目を離すと錆びつきます。

出刃包丁や柳刃包丁は要注意ですね。

ステンレスの包丁が錆びないわけではない

ちなみにステンレスが錆びにくい理由は下記の通り。

ステンレスに含まれる「クロム」が空気中の酸素と結合すると、包丁の刃の表面に薄い酸化膜が作られる。これによって他の素材よりも包丁内部が錆びにくくなっている。

酸化膜に守られている事によって、ステンレスの包丁は錆びにくくなっているんです。

厳密にいうとこの膜も錆びなんですが、酸化膜が作られるおかげでそれ以上内部に侵食しないといったイメージですね。

刃の表面に膜があれば錆びを防ぐことができる

ステンレスにできる酸化膜のように、包丁の刃の表面に膜があれば錆びを防ぐことができる…。

この発想から、刃の表面に植物性油を塗ることも錆び防止の有効な手段と考えられています。

保管時に、刃物用のメンテナンスオイルやサラダ油を薄く塗っておくと、錆びにくくなるのでおすすめです。

 

錆びの原因と防ぎ方がわかれば、包丁もより長く使えますね。良い包丁を買った人は特に気を付けておきましょう。