あなたは砥石の面直しをしてますか?
包丁を研ぐのに使われる砥石ですが、長く使っているとだんだん表面が不規則にすり減っていきます。
いつまでもきれいな包丁を保つためには砥石の面直しが必要です。
砥石の面直しの必要性
上手に包丁を研ぐ人は面直しをしなくても済むのか?
プロは砥石の表面に凹凸をつけることなく綺麗に包丁を研ぐイメージがあるかもしれませんが、実際はそういうわけにはいきません。
いくら上手に包丁が研げる人でも、砥石の面直しは必要です。
砥石の面を平らなまま研ぎ続けることは不可能なんですよね。
人によって、研いでいて良く使う部分と使わないところが必ず出てくるはずです。
だから定期的に面直しをして、砥石のメンテナンスをするようにしましょう。
砥石の面直しの方法は?
それでは、砥石の面直しの方法を見ていきましょう。
砥石の面直しはいろいろな方法があるんですが、初心者が家庭でやるなら面直し用の砥石を使うのが便利です。
「修正砥石」と呼ばれる砥石を使います。
修正砥石を使って簡単に面直しができる
使い方はシンプル。砥石と修正砥石をすり合わせるようにして、面を平らにしていきます。
手順はこんな感じですね。
- 修正砥石を水に浸す
- 修正砥石の溝側と砥石の面をすり合わせる
- 適度に水をかけながら、平らになるまで擦る
包丁を研ぐイメージくらいに思ってもらってOK。
砥石で包丁を研ぐとき同様、適度に水を欠けながら擦り合わせるのがコツです。
修正砥石を使う時の注意点
使い方はとても簡単なんですが、修正砥石は使用時の注意点もあります。
砥石の番手に合う修正砥石を選ぶこと
修正砥石ならどんなものでも良いわけではありません。
自分がいま使っている砥石に合う修正砥石を選ばなければなりません。
というのも修正砥石には、「荒砥用の修正砥石」、「中砥用の修正砥石」、「仕上げ砥用の修正砥石」があるんです。
砥石の種類に関しては下記の記事が参考になります。
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砥石の番手によって修正砥石を使い分ける必要があるということですね。
例えば僕の場合は、貝印の「コンビ砥石セット(#400・#1000)を使っているので、「中砥~仕上げ砥」くらいに合う修正砥石を使えばいいということになります。
商品の詳細を見れば番手が書いてあるのでそれを参考に選んででみてください。
初心者の方はまずはこちらの商品で試すのがおすすめですよ。