ここでは霞KASUMI包丁の特徴を紹介します。
「霞KASUMIチタンコーティング」と呼ばれる青い包丁が有名ですよね。
でも実はこの霞包丁には、他にも種類が存在することご存知でしょうか?
性能面でもなかなか面白い包丁ばかりです。
霞包丁の購入をお考えの方の参考になればと思います。
青い包丁で有名!霞KASUMI包丁とは?
そもそも霞KASUMIは、「SUMIKAMA(スミカマ)」という会社で作られている包丁ブランドの一種です。
スミカマは岐阜県関市に工場を構える包丁メーカーで、大正5年の創業以来、切れ味と機能性を追求した高品質包丁を製造しています。
ちなみにスミカマは霞KASUMI以外にも「kasane」、「ダイヤクロス」というブランドも扱っていたりもします。
霞KASUMIチタンコーティングという青い包丁があまりにも有名すぎて、他のブランドを知らない方も多いんですよね…。
スミカマが最も力を入れているのが霞KASUMIブランドなんですが、他のブランドが気になる方はぜひチェックしてみてください。
霞KASUMIの包丁は6種類のシリーズがある
そして、3つのブランドの中でも霞KASUMIの包丁はさらに6つのシリーズに分けられます。
- 霞KASUMI ダマスカス
- 霞KASUMI チタンコーティング
- 霞KASUMI H.M.
- 霞KASUMI VG-10 PRO
- 霞KASUMI TORA
- 霞KASUMI KURO
刃の付け方や加工に違いがあるんですが、どれも「モリブデンバナジウム鋼」や「VG-10(V金10号)」など、高い切れ味とその持続性を誇る鋼材が使用されているものばかり。
もちろん包丁の中ではそれなりのお値段がします。
その分長く使える包丁というわけですね。
人気は「チタンコーティング」と「ダマスカス」
人気なのはやはり青い包丁で有名な「霞KASUMI チタンコーティング」と、ダマスカス包丁である「霞KASUMI ダマスカス」でしょう。
後ほど詳しいスペックを解説しますが、特にチタンコーティングは他にはない魅力があっておすすめの包丁です。
見た目もさることながら性能も素晴らしい。
青い包丁「霞KASUMIチタンコーティング」
それでは霞KASUMIブランドを代表する「チタンコーティング包丁」の特徴を詳しく見ていきましょう。
実は青色以外だけでなく、全5種類の色があったりもするんですよ。
刃に色が付いた包丁はそれほど多くありません。ここを魅力に感じる人も多いんじゃないでしょうか。
耐摩耗性・切れ味に優れたモリブデンバナジウム鋼を使用
まずは使われている鋼材。
霞KASUMIチタンコーティングには「モリブデンバナジウム」と呼ばれる鋼が使用されています。
モリブデンとバナジウムによって構成された鋼で、通常のステンレスと比べてもさらに錆びにくく、耐摩耗性に優れた素材とされています。
頑丈で長く使える包丁とも言えるでしょう。
モリブデンバナジウム鋼の特徴に関しては下記の記事でも詳しく解説してありますので、よければご覧ください。
刃にはチタンのコーティング
さらに、特徴的なのがチタンコーティング。
モリブデンバナジウム鋼で作られた刃の表面にチタンがコーティングされています。
チタン包丁は錆びづらく刃こぼれしにくいことで有名です。
そんなチタンがコーティングされているわけですから、包丁のメンテナンスが面倒な方が多少雑に扱っても、それに耐えうる性能とも言えますね。
これにより切れ味の持続性も増します。
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霞KASUMIの包丁は長く使える包丁です
霞KASUMIの包丁は、モリブデンバナジウム鋼やVG-10(V金10号)を使っていることからも、総じて丈夫で長く使える包丁ということが言えます。
色付きの包丁なんて一見おもちゃのように思う人もいるかもしれませんが、家庭で使う包丁としては文句のつけようのない性能です。
包丁を研いだりメンテナンスが苦手な方にもおすすめの包丁ですよ。