おすすめの包丁はこれ!あなたにピッタリの1本を提案します

包丁の種類

あなたにおすすめの包丁は?

ここでは包丁選びに迷っている方に向けて、ピッタリの1本を紹介していきたいと思います。

なるべく万人受けする有名包丁メーカーを中心にまとめてみました。

 

包丁といっても沢山の種類があり、自分の「料理スキル」「生活スタイル」「予算」などによって相性の良い包丁は異なるんです。

全く知識がない人でも自分に合う包丁が選べるように、それぞれのパターンにあったおすすめ包丁を提案します。

「調理シーン」から選ぶおすすめの包丁

調理シーンから選ぶおすすめ包丁

まずは「調理シーン」から想定されるおすすめ包丁を紹介します。

あなたは普段どんな料理を作りますか?

それぞれの調理スタイルに当てはめて考えてみましょう。

最初の1本目は何でもこなす万能包丁「三徳包丁」がおすすめ

肉、魚、野菜。すべての調理をこなす万能タイプ「三徳包丁」。

日本の一般家庭に最も広く浸透している包丁ですね。

最近は毎日外食で済ませる人も珍しくはありませんが、料理をするなら持っておきたい1本。

 

特にこだわりはないけどとにかく1本持っておきたい!

こんな人はズバリ三徳包丁を選べば間違いありません。

細かい調理をするなら「ペティナイフ」もおすすめ

例えば、野菜の皮むき飾り切りなど、細かい調理も包丁でこなしたいなら「ペティナイフ」も合わせて持っておくと良いでしょう。

これが1本あると何かと便利です。

ちなみに、三徳包丁とセットで販売されていることも多いので、購入を検討するならお値打ちな2~3本セットを購入するのがおすすめです。

家庭でパンを焼く人は「パン切り包丁」も欲しい

最近はホームベーカリーが広く一般家庭に浸透してきました。

実はうちも毎朝ホームベーカリーで作った食パンを食べているんですが、普通の包丁だと上手に切れないんですよね。

頻繁にパンを焼くなら「パン切り包丁」を1本持っておくものおすすめです。

大きい魚を捌くなら「出刃包丁」と「柳刃包丁」が必要

大きい魚を捌く際は「出刃包丁」と「柳刃包丁」が必要です。

家庭で作れる料理が増える中、最近は魚を自分で1から捌く人も増えてきましたよね。

魚は1匹丸ごと購入した方が安く買えるので、家飲み好きの方にはとても重宝すると思います。

 

余談ですが、魚って素人でも意外と簡単に捌けるんですよ。

普段刺身で売られることの少ないレアな魚も刺身で食べられる楽しさもあります!

 

詳しくは下記のページにまとめてあるので参考にしてみてください。

「生活スタイル」から選ぶおすすめの包丁

生活スタイルから選ぶおすすめ包丁

次は「生活スタイル」にスポットを当てて紹介したいと思います。

「一人暮らしで料理はほとんどしない」

「結婚して子供もいるしちゃんと料理をしないと…」

「料理が趣味!包丁にもちょっとこだわりたい!」

そんな人たちに向けて、それぞれにおすすめの包丁を紹介。

独身・一人暮らしの人は安い包丁がおすすめ

独身または一人暮らしで料理をあまりしない人は、安い「三徳包丁」を1本持っておけば十分でしょうね。

包丁を研ぐことも面倒でしょうから、「安い包丁を買い、あまりにも切れなくなってきたら買い替える」くらいの感覚でいるのが一番だと思います。

結婚して家族がいる家庭には「包丁セット」がおすすめ

結婚して子供がいるご家庭は、さすがに毎日外食で済ませるわけにはいきませんよね。いわば好き嫌いに関わらず、料理せざるを得ない環境…。

この場合は料理にこだわりがなくても、長く使える包丁を選ぶことをおすすめします。

余裕があれば砥石で包丁を研ぎながら大切に使っていくことも覚えたいですね。

「三徳包丁」と「ペティナイフ」があると調理がはかどりますよ。

料理にこだわるなら「ダマスカス包丁」もおすすめ

良い包丁というのは料理の楽しさを倍増させてくれます。

包丁はこだわりだすときりがないもので、当然高ければ高いほど“切れ味“や”切り口“、そして”研ぎやすさ”も全然違うんですよ。

包丁や切り方の違いで素材の味が変わるなんて話もありますよね。

 

そんな人はプロ仕様の包丁の購入を検討してみも良いでしょう。

中でも「ダマスカス」と言って、刃に特殊な波紋模様のある包丁は人気があります。

最近は家庭で料理にこだわる人が急増しているので、包丁メーカーも一般家庭向けにプロ顔負けの良い包丁を販売していますよ。

 

ただし、ダマスカス模様が入っているからと言って切れ味が良い包丁というわけではないので要注意です。

 

ダマスカス包丁を知らない方はこちらの記事をどうぞ。

「価格」から選ぶおすすめの包丁

価格で選ぶおすすめ包丁

最後に「価格」にスポットを当ててまとめておきたいと思います。

3,000円、5,000円、1,000円を基準に、それぞれのクラスでおすすめできる包丁を紹介します。

とにかく安く済ませたい…。3,000円クラスのおすすめ包丁

ホームセンターなどで包丁を見たことがある人もいると思いますが、3,000円またはそれ以下で購入できる包丁は普通にあります。

これでも切れないことはないので、ほとんど料理をしない人はこれで十分でしょう。

 

ただし、このクラスの包丁は研ぐことをあまり想定していないので、長く使えるものではありません。

ほぼ毎日料理するような人にはあまりおすすめできない包丁ではあります…。

そこそこ長く使えるものが欲しい。5,000円クラスのおすすめ包丁

一般家庭に多く普及している包丁がこのクラス。5,000円~10,000円の価格帯ですね。

安すぎず高すぎずといった印象。

包丁を購入しようと思ったら、少なくともこれくらいは見積もっておく必要があるでしょう。

 

このクラスの包丁なら、とくに不便だと感じることもないと思います。

研ぎながら長く使える包丁です。

本格的で切れ味の良い包丁が欲しい!10000円以上のおすすめ包丁

10,000円ちょっとで考えている人はこちらの包丁をおすすめします。

このあたりから、それぞれこだわりが見えてきます。

切れ味も間違いないので、お金に余裕がある人は10,000円クラスの包丁も一考。

大切に使いたい包丁ですね。

包丁には種類がある!?必要な包丁は?

おすすめ包丁

ここからは、包丁を選ぶときに知っておきたい知識をまとめます。

上記では、三徳包丁を中心におすすめの包丁を紹介してきましたが、より詳しく調べてから購入したいという人はぜひ参考にしてみてください。

包丁の種類一覧

まずは包丁の種類ですね。これを知らないことには始まりません。

  • 三徳包丁・・・肉、魚、野菜何でも切れる包丁(日本で主流)
  • 牛刀・・・肉、魚、野菜何でも切れる包丁(海外で主流)
  • ペティナイフ・・・小型の牛刀といったイメージ。皮むき、飾り切りに使われる。
  • パン切り包丁・・・パンやケーキを切るための包丁。
  • 出刃包丁・・・魚を捌くときに使われる包丁。
  • 柳刃包丁・・・刺身を切るときに使われる包丁。

これらは誰もが1度は聞いたことがある有名な包丁だと思います。

よほどのこだわりがない限り、家庭で使われるであろう包丁はこの6種類に落ち着くでしょう。

 

この他にも「1つの食材に特化した包丁」が沢山あるので、興味がある人はチェックしてみることをおすすめします。

プロの料理人ともなると、10本以上の包丁を使い分けることも珍しくありません。

どっちを選ぶ?「三徳包丁」と「牛刀」

日本で万能包丁と言ったら「三徳包丁」が一番に挙げられるんですが、実は「牛刀」も同じ調理工程に使われる包丁って知ってましたか?

上記でさらっと紹介してるんですが、海外で万能包丁と言ったら圧倒的に牛刀なんですよ。

名前からすると肉専用包丁みたいなイメージを受けますが、実は肉、魚、野菜何でも切れる万能包丁なんです。

 

三徳包丁と比べると、牛刀は刃渡りが長い特徴があり、こっちを好んで使うプロの料理人も多いです。

料理好きなら最初の一本に牛刀を選んでみるのもおすすめ!

「洋包丁」と「和包丁」の違い

包丁の種類を知るには「洋包丁」と「和包丁」の違いも知っておきたいですね。

包丁は大雑把に分類すると「洋包丁」「和包丁」「中華包丁」の3種に分けられるんですが、日本では洋包丁と和包丁の2つが主流。

2つの大きな違いは刃の形状にあります。

  • 洋包丁・・・両刃。家庭(初心者)向け
  • 和包丁・・・片刃(たまに両刃もある)。プロ向け

一般的に家庭で使われているのは扱いやすい両刃の洋包丁です。

多くの三徳包丁はここに分類されます。

 

一方プロの料理人や料理好きの人は、切れ味・切り口の良い片刃の和包丁を使うことが多いですね。

ただし扱いに少しコツがいります。

ちなみに片刃の三徳包丁「和三徳包丁」なんてものもあるんですよ。

包丁の選び方!見るべきポイントは?

包丁を選ぶときに見るべきポイント

欲しい包丁の種類が決まったら、いよいよ具体的な商品を選ぶ最終段階に差し掛かります。

その際に見るべきポイントは3つ。

少なくともチェックしておきたいポイントです。

1、包丁の「材質」に注目

1つ目は包丁の材質。刃にはどんな素材が使われているのかを確認しましょう。

大きく分けて「ステンレス」と「鋼」があるんですが、この2つどちらを選ぶかは包丁選びの大きな分岐点となります。

加工方法によっても大きく変わってくるんですが、一般的にはそれぞれこんな特徴です。

  • ステンレス・・・錆びにくい。家庭向け。
  • ・・・切れ味抜群。錆びやすいので手入れが重要。プロ向け。

ずばりこっちがおすすめ!とは言えないんですが、鋼は雑な管理をするとすぐに錆びてしまうので要注意です。

基本的に三徳包丁などの家庭向け包丁はステンレスのものが多く、出刃包丁や柳刃包丁などいわゆる職人が使うような包丁は鋼が多いですね。

包丁を研ぐなどの手入れがちゃんとできる人は、切れ味の良い鋼を選ぶこともおすすめ!

2、扱いやすい包丁の「サイズ」は?

2つ目は包丁のサイズです。

例えば三徳包丁や牛刀は一般的にこれくらいのサイズ感。

  • 三徳包丁・・・16㎝~18㎝
  • 牛刀・・・18㎝~20㎝

ちなみに出刃包丁や柳刃包丁はこれ以上に差がありますね。

持ち比べてみるとわかるんですが、包丁でいう2㎝の差は感覚的にかなり大きく感じると思います。

一般的に1本目を買うときは「大は小を兼ねる」という考えのもと検討することが多いんですが、台所が小さいと20㎝は若干大きく感じるかもしれません。

ですから、できれば包丁を販売しているお店に行って、実際に手に持って選んでみるのがおすすめですね。

3、「包丁メーカー」っていろいろあるけど…

包丁を選ぶときに気になる包丁メーカー。

全く知識のない人がざっくり調べても5~6メーカーくらい目につくと思います。

ここから1つを選ぼうとするのも大変なんですよね…。

 

ちなみに豆知識ですが、包丁の有名な産地って知ってますか?

洋包丁は関、和包丁は堺が有名なんですが、それぞれ製法が異なるため洋包丁と和包丁どちらか一方を専門で作っている鍛冶屋さんやメーカーがほとんどなんですよ。

 

関市の包丁販売店店主さんに聞いたんですが、自社で作れない包丁はOEMに依頼して銘入れをして販売しているそうです。

つまりその分値段が高くなっちゃうんですよ。

良い包丁を買おうと思ったときは、自社で包丁を作っているメーカーや鍛冶屋から直接購入するのがおすすめです。

包丁とセットで購入しておきたいもの

包丁とセットで購入したいもの

包丁を購入したらセットで購入したいものが2つありますね。

「砥石」と「まな板」です。

お手入れも忘れずに!家庭向けの「砥石」

どんな包丁でも切れ味を維持するためには研ぐ必要があります。

刃に使われている素材によって研ぎやすい、研ぎにくいもあるんですが、「砥石」自体はどんな包丁でも変わりません。

持っておきたい2種類の砥石

砥石には「荒砥」「中砥」「仕上げ砥」の3種類あります。

それぞれ粒子の粗さが違うんですが、当然砥石の目が粗いほど包丁の刃を削りやすいことになります。

家庭用は#400以上の荒砥石または中砥と、#1000以上の仕上げ砥を持っておくことをおすすめします。

包丁の研ぎ方

家庭用の包丁であれば1カ月に1回研げば十分です。

まずは中砥や荒砥でしっかりと研いでから、仕上げ砥を使って仕上げましょう。

 

といっても包丁研ぎ初心者の方は、どうやって研げば良いか分かりませよね。

ポイントはいくつかありますが、まずは下記の記事を参考に挑戦してみてください。

簡単に研げるようになる便利グッズも多いので、初心者でもすぐになれると思いますよ。

3種類の「まな板」。どれがおすすめ?

包丁を買えば当然必要となるのがまな板ですね。

  • プラスチック製のまな板・・・手入れが楽。清潔さを保ちやすい。熱に弱い
  • 木製のまな板・・・包丁の刃こぼれを防ぐ。傷がつきやすい。
  • シート状のまな板・・・安価。食材を鍋やフライパンに入れやすい。食材が切りづらい。

多くの人は「プラスチック製」か「木製」かで迷うと思いますが、手入れのしやすさを求めるならプラスチック製、包丁への負担を考えるなら木製がおすすめですよ。

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